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新刊・近刊情報

   

 

『脈診論 新・臨臨床中医学 脈診篇』

陳勇著(B5判/111頁/並製 本体5000円+税)
ISBN978-4-87415 -784-3 C3047

脈診は伝統医学(中医学・東洋医学など)の診察方法の中の一つである。中医学では望診、聞診、問診、切診という“四診”法で患者を診察し、中医学の理論で分析して、直感的に証を定める。その中でも脈診と舌診は特別重要な部分になっている。
 従来の脈診は、脈のさわり方や病理状態の判断にいろいろな説があり、10人の医者が同じ患者を診察しても、共通な脈診を得ることは出来なかった。当然、診断もバラバラになる。
 本書では、著者の長年の臨床経験を踏まえ、日常診療の脈診データから、脈の診察方法を体系的・論理的に見直して解説。誰でも同じように脈を診察・診断できるよう共通の脈診を提唱した。また、実際の臨床症例も掲載。治療前後の脈診の変化も含めて8節に分け、17の症例を紹介。より実践的な内容となっている

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『福岡地方史研究 48』

福岡地方史研究会発行(A5判/164頁/並製 本体1300円+税)
ISBN978-4-87415 -783-1 C0021

【特集】峠・街道・宿場町
脊振弁財嶽国境争論にみる国絵図と地域信仰〔田中由利子〕
秋月街道「古八丁越」をめぐる諸問題(上)
幕府役人の前原宿通行 前原宿の復元?
文化八年朝鮮通信使応接のための寺社奉行脇坂中務大輔の対馬下向〔有田和樹〕
郡役人の在住制について 在住所と宿場ー幕末福岡藩の場合〔近藤典二〕
旅籠の伽〔佐々木哲哉〕
峠の道守り〔河島悦子〕
【論文】
安川敬一郎と北九州・福岡
【研究ノート】
朝鮮通信使と益軒・春庵・南冥の唱和 義のない戦いから交隣の道へ〔横田武子〕
シーボルトと問答した黒田斉清の本草学
[高田茂廣氏追悼]…佐々木哲哉/首藤卓茂/中村順子/秀村選三/別府大悟/力武豊隆

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『英彦山・犬ヶ岳山地の自然と植物』

熊谷信孝著(A5判/288頁/上製 本体4000円+税)
ISBN978-4-87415 -780-0 C0645

 福岡県と大分県の県境に位置する英彦山・犬ケ岳山地は、修験者の行場であったため手つかずの自然が残る。長年の浸食作用で形成された複雑な山容と多用な環境下に育成する1000種以上の植物のうち、稀少種を中心に370種を紹介。

●本書中身 はじめに 解説編 本文1 本文2

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『はまゆう』

小坪哲成著(四六判/384頁/並製 本体1300円+税)
ISBN978-4-87415 -782-4 C0093

 昭和29年、福岡県直方市で起きた三人組による強盗殺人事件は、依然犯人が捕まらないままであった。祖父を殺された青木裕一郎と、父親を殺された近藤紀夫の幼なじみの二人は、犯人を捕まえるべく警察官となった。
 そして事件から四年後に起きた連続強盗強姦未遂事件。さらに四年後、その犯人を逮捕した紀夫と、八年前の事件とのわずかな共通点を見つけた裕一郎は、さらなる捜査を続けるが……。
 表題作「はまゆう」、続編の「邂逅」を収録。

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『平成三酔人経綸問答』

木村晃郎著(四六判/152頁/並製 本体1500円+税)
ISBN978-4-87415 -779-4 C0095

日本人に次の時代はあるのか
希望に満ちた“新しい中世”の到来!?
思想の異なる三人の登場人物が,杯を傾け論議百出。日本再鎖国論,世界平均化,経済格差,食糧不足とエネルギー問題−−15世紀まで遡り,各国のGDP・GNIを比較,輸出入・粗鋼の需給率・国際商品の価格の推移などを比較,大局的な見地のもとに今後の日本と世界の情勢を予測する。世界金融危機を予期した93歳老翁が記す,今後100年の指針となる必読書。

 人類社会は大きな転換の時に来ている。それだからそれを上手に乗り切るためには、先の見通しを十分に立てた政治的判断が必要だ。一九世紀以来の経済的発展。これにより先進国の人々は今までにない豊かな生活を送るようになり、さらに途上国の人々も続々とその後に続いている。地球がもっと大きく、さらに石油など有限資源も多量にあれば、人類すべてが豊かな生活を楽しむようになったかもしれない。しかし残念だが、年々増加する人々に対して、地球はあまりに小さい。ここから一九世紀以来の近代は否応なく幕を下ろし、次の時代が到来する。今これを第二次中世と言ってもよかろう。
(本文【世界平均化の時代が来る】より)

●本書中身 目次 本文

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『城山陥落 西郷死して光芒を増す』

伊牟田比呂多著(四六判/270頁/並製 本体1700円+税)
ISBN978-4-87415 -777-0 C0095

「勝てば官軍」史観を問い直す
西郷悲運の死は,維新国家にどのような波紋を広げていったのか−−。藤田組疑獄事件,大津事件などに露呈する明治政府内の派閥権力抗争。その内実を人事記録など客観的資料に求め,非情な権力変遷史の真相に迫る。

「正史は表面的・皮相的で、その裏に隠された真相がある」とか、「通説ほど人を惑わすものはない。歴史を志す者は一から洗い直す覚悟で取り組むべきである」との先人の教訓に感銘し、人事を通しての権力変遷史に着目して取り組んでみた。
 文書や談話などの資・史料には、思惑と変造・捏造、そして意図的な取捨選択の可能性もあるが、人事記録は史実を語る冷厳な生きた歴史の軌跡であった。
 (略)勝者の側に立って書かれた高位高官表彰史より、非情な権力抗争そして論功行賞や報復人事など、葛藤が盛り込まれた権力変遷史の方が、はるかに史実を語る冷厳な生きた歴史の軌跡であるとの思いを深くしたことであった。(「あとがき」より)

●本書中身 まえがき 目次 

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『出会いの記憶 ゆふいん文化・記録映画祭の十年』

「出会いの記憶」編集委員会(A5判/296頁/並製 本体2500円+税)
ISBN978-4-87415 -759-6 C0036

「記録」から「記憶」へーー。
メチャクチャな10年だった。俺たちの「怒り」の汗と「笑い」の声を結び合わせて町に流れ込んできた訳の分からない「大渦」と向き合った。
これは「大渦」のど真ん中に立って10年間「逃げ」なかった人たちの「出会いの記録」である。… 手探り大騒ぎで十年が過ぎ、二〇〇八年から新しく「松川賞・公募」の柱が立った。若いリーダーたちも走り始めている。だから今、生々しい「記憶の断片」を繋ぎ合わせて、十年の「記録」をまとめたのだ。ーー中谷健太郎

 ゆふいんで映画祭といえば、夏の映画祭がすぐに思い起こされるが、中谷健太郎氏は人間が生きる現場の姿をすくい上げたような記録映画を集めた映画祭を新たに企てた。そしてこの企てに、湯布院内外の多くの仲間が結集した……。この企画が始まった時期は、ちょうど「地域」という生活空間が社会的な焦点になっていく時期と重なっていて、この記録映画祭は、「暮らしの基層」を見つめなおす「よすが」としての意味があるのだろうという漠とした感想を、私は傍らからみていてもった記憶がある。(伊藤洋典「あとがき」より)

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『ぶらり福岡の旅 中村洋一葦ペンスケッチ画集』

中村洋一著(A4判変型/80頁/並製 本体2600円+税)
ISBN978-4-87415 -778-7 C0071

季節の風を頬に受けつつ、街を歩き描く
鉄道沿線に見る、美しい福岡の風景94点
木造駅舎、田園風景、旧街道沿いの白壁の家、名所古刹、懐かしい路地裏……
詩情溢れる 中村洋一葦ペン画の世界
【福岡県内94点】北九州/宗像/福津/博多・天神/糸島/飯塚/糟屋/太宰府/筑紫野/朝倉/久留米/柳川

「毎年100枚を超すスケッチ画の中から、今回は福岡市内にとどまらず県内の市町村を訪れて描いたものも加え『ぶらり福岡の旅』と題して、風景スケッチ94点を載せた画集が出来上がりました。… 葦ペン画は、葦ペンとインクと紙さえあればどこでもスケッチできるし、葦ペンの表情豊かな線は風景を生き生きと表現してくれますから、いろんな風景や人に出会いたくなります。…馴染みの場所や懐かしい風景、また「こんな所があったの」といった風景を楽しんでもらえれば、これ以上嬉しいことはありません。」(「はじめに」より)
中身1 2 3
●ホームページ:中村洋一葦ペン画の世界

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『月の兎と行く 九州100温泉』

平尾 茂 著(A5判/240頁/並製 本体1500円+税)
ISBN978-4-87415 -774-9 C0026

福岡から鹿児島まで400以上の温泉を訪ね歩いた 月の兎が選ぶ九州ベスト100の温泉を一挙紹介!
有名温泉旅館から鄙びた小さな共同湯まで、九州の温泉の魅力が満載。
湯ったり癒されるならココ! 地図・イラスト満載のおすすめ温泉ガイド

「温泉は、永遠に日本人の心と体の癒しの場です。温泉は実際に行って入ってみないとその良さがわかりません。ガイド本やネットの温泉情報では表面的な情報しかわからず、実際に行ってみると「なーんだ」という思いをすることが少なくありません。九州には有名な別府温泉や、最近人気のある湯布院や黒川温泉のほかにも、雰囲気の良い小さな温泉がたくさんあります。この本は、「月の兎」が、これまで訪ねた九州の多くの温泉の中から選んだ、温泉の魅力と感動をレポートしたものです。温泉紀行の読み物として、また温泉ファンに役立つガイドとして気軽に楽しんでいただければ幸いです。」(「はじめに」より抜粋)

中身1   掲載温泉

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『【物語】耶馬渓案内記 改訂新版』

松林史郎著(四六判/196頁/並製 本体1200円+税)
ISBN978-4-87415 -770-1 C0095

紅葉と渓谷美で知られる耶馬渓は、物語の宝庫でもある。
一貫して埋もれた歴史秘話を掘り起こしてきた著者が、郷土に遺された伝承説話をもとに耶馬渓を案内。 待望の改訂新版刊行!

「むかしから「山国谷」といわれてきた耶馬渓は、母なる山国川に洗われながら、四季折々、自然がおりなす美しさと厳しさの中で、おどろくほど多様な物語を、そして耶馬渓ならではの歴史を育ててまいりました。/耶馬渓が物語の宝庫であることに、いささかの誇りと喜びを感じながら、ペンを執りました。/物語の順序は、耶馬渓の入口から、奥地へと向かってたどることにします。」(「はじめに」より)

【目次】より
大平山の鬼橋/枌の洞窟/八面山と矢山彦時代/荒瀬井堰考/樋田のオランダ橋/禅海と青の洞門/金龍和尚と競秀峰/羅漢寺物語/賢女岳と才女子刀自姫/頼山陽と柿坂/善正寺縁起/深耶馬の春秋/雲八幡のかっぱ祭り/神尾家と守実/毛谷村六助仇討ちの話/蓑虫山人と羽高の天然橋、ほか

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『あの虹の彼方に』

杉 富幸著(A5判/252頁/並製 本体1500円+税)
ISBN978-4-87415 -744-2 C0093

夫を、父親を、戦争に奪われた 農民一家の苦闘と、父の姿を求め、苦悶する姿を描く自伝的物語
2カ月の結婚生活で、夫は召集、ノモンハンの戦場に倒れる。筑後平野を舞台に、戦争の時代を、懸命に生きた人々の魂の叫び。

「私の運命を翻弄した戦争。家庭を崩壊してしまった戦争。戦争によって奪われた父親を慕い、叶わぬ「幻の愛情」を探し求めた幼い日々。私の家族に刻み込まれた、想像を超える深い戦争の傷跡、それでも必死で生き延びてきた。(略)非情な世の風に叩かれ、そしてある時は人の情けに助けられ、その苦しみを乗り越え、夢を信じて生きてゆかなければならない。そんな私の生涯を、これが最後となるかもしれないが、どうしても子孫へ残しておきたかった。」(「あとがき」より)

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『元寇後の城郭都市博多』

佐藤鉄太郎著(A5判/546頁/上製 本体1万2000円+税)
ISBN978-4-87415 -775-6 C3021

中世の博多の実像を根底から改めた研究
精緻な実証によって、博多は元寇後、碁盤の目の形に都市計画され、元寇防塁の後に堀と土塁を備え、寺社を戦略的に配置した城郭都市で、鎌倉、京都に並ぶ重要都市として構築されていることを明らかにする。

「鎌倉に於ける幕府の侍所、京都に於ける六波羅探題の侍所と同様に、博多に於ける鎮西探題に侍所が設置されていたことを検証できたことは、博多が鎌倉幕府によって政権の所在地である京都と並ぶ重要都市と見なされて構築されていた大都市であったことを証明する。(略)
 鎌倉幕府は元寇に際して博多湾岸に元寇防塁を構築して、それだけで防衛として十分な対処であるとは決して考えてはいなかったことは当然である。そうしたことから博多の防衛のために元寇防塁の後ろに第二防衛線として、後に大水道と呼ばれた土塁を伴った堀を構築し、南側には後世に房州堀と呼ばれた土塁を伴った堀を構築していたのである。このような土木工事の例に見られるように、博多に於いて厳重な防備体制が構築され、博多は城郭都市として構築された。」(「はじめに」より)

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『輝け森の子どもたち 宮崎発信・消えゆく過疎地の小学校』

沼口啓美著(B5判変型/160頁/並製 本体3300円+税)
ISBN978-4-87415 -768-8 C0072

16年かけて宮崎県下69校を取材、100年を超える歴史を持つ小学校が次々と消えてゆく現実と、永遠の輝きを放つ子どもたちの一瞬の姿を捉えた写真集。
山田太一氏序文「人生の聖域」より
「学校の風景が、どうしてこんなに美しく、静かで、なつかしいのだろう。子どもたちも花壇も鉄棒もブランコも教室も、見事に沼口さんの作品の中に整然と場所を得ている。見終ると、人生の聖域を見たような気持になっている。」

 私が16年間にわたるファインダー越しの記録を通じて見てきたものがある。それは小さきものの持つ「生命の力」だ。写真を見てほしい。柳田國男の言った「上の子が下の子の面倒をみる」という教育の本来もっていた光景と、どんな状況下でも子どもたちの内から発する輝くような笑顔。大人たちが生活するのに困難な時代だからこそ、そんな子どもたちに感謝し、祝福を送りたい。「廃校に見る教育の原風景」より

中身1 2 3 ●詳細(掲載学校)

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『邪馬台国は九州にあった 一支国放射状方式による解読法』

中村隆之著(A5判/144頁/並製 本体900円+税)
ISBN978-4-87415 -776-3 C0021

現実の列島と地理・地形が合致する第三の解読法
明治43年の白鳥・内藤説〈順次方式〉から100年、昭和22年の榎説〈伊都国放射状方式〉から64年ぶりに、新たな解読法を提唱。邪馬台国位置比定に関する従来の解読法や問題点をテキスト的に分かりやすく解説し、倭人伝の表記の定義と「略載」箇所を厳密に捉えなおすことにより、「一支国(壱岐)放射状方式」を提唱。記述と現実の日本列島の地理・地形が合致する第三の解読法を解説する。

 第一の解明の方法は順次法、第二の方法はB国放射状法と呼ばれている。戦後、おおまかにこの二通りの方法に従って読み進められ、 今では、この二通りの基本的方法がいくつかに派生して、百家争鳴状態で賑わっている。
 しかし、順次法や伊都国放射状法のいずれの従来法を用いても納得のいかない結論となる原因は、その二通りの方法で読み進む限り、しだいに現実の列島の地形に合致しなくなるというそもそもの問題点に集約されてくる。なんとか、もっと現実の列島の地形と合致する第三の解明・解釈方法はないのだろうか。
 第三の解読法を案出する鍵は、『魏志』倭人伝中の「略載」という文字である。「女王国より以北、その戸数・道里は得て略載すべきも、その余の旁国は遠絶にして得て詳らかにすべからず」の文中の「略載」がそれである。(本文より)

【目次】より
「略載」の省略内容から倭国を構成する諸国を比定/順次法、伊都国放射状法、一支国放射状法の比較/従来の九州説に対する評価と倭国の大乱/『日本書紀』、『三国史記』の暦日と紀年、他

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『筑後戦国史 【新装改訂版】』

吉永正春著(A5判/210頁/上製 本体2000円+税)
ISBN978-4-87415 -771-8 C0021

筑後の戦国期は九州の覇権をめぐる大友、毛利、龍造寺、島津に翻弄され続けたーー
蒲池、田尻、三池、草野、黒木、星野、問註所、五条、西牟田、溝口、上妻など筑後の国人領主たちは、兄弟・一族が相争う凄惨な戦へと追い込まれていく
筑後戦国武将たちの激闘を描く

【目次】より
大友氏の筑後統治/龍造寺氏と蒲池氏/筑後勢討死/大友宗麟と毛利元就/籠城と柳川城/立花道雪と高橋紹運/耳川の戦いと筑後勢/龍造寺隆信の筑後経略/島津北進、龍造寺敗る/大友軍の筑後出陣/秀吉の九州入り ほか

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『茶の湯と筑前 利休らの足跡と「南方録」の系譜』

松岡博和著(四六判/246頁/並製 本体2000円+税)
ISBN978-4-87415 -758-9 C0095

茶祖栄西、茶聖利休、利休参禅の師・古溪宗陳、そして秀吉も足跡を残した筑前。小早川隆景、黒田如水ら武将と茶の湯の関わりを尋ね、福岡藩重臣立花実山編述とされる利休茶の湯の伝書「南方録」の伝写過程を跡づける。

 「南方録」は、利休の校弟南坊宗啓が書き留めた利休茶道の伝書として、従来から流派を超えて最も重要視されてきたが、近年では、元禄期の福岡藩士立花実山が編纂・著述したものではないかというのが大方の説である。しかし、だからといってすべてが否定されるべきではなかろうと思う。(略)
 本書では、「南方録」伝写の過程に登場する異色の人物として、二天一流剣術の達人立花寧拙、京都の豪商大文字屋五兵衛、江戸における伝写の発端となった笠原道桂、そして俳人立花秋水などを取り上げた。また、茶釜の名品として知られる「芦屋釜」は茶道史上で特筆すべきものであり、一つの章を設けて紹介することにした。(「まえがき」より)

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『言葉を歩く 漢字・日本語・固有名詞

坂田卓雄著(四六判/176頁/並製 本体1300円+税)
ISBN978-4-87415 -765-7 C0095

新たな「言文一致」へ向けて
●独自の「固有名詞簡素化案」を提示
言葉は社会共有の財産であり、もはや日本語も日本人だけの言語ではない。世界の誰でもが学びやすく、読み書きしやすいように、とりわけ日本語を難しくしている人名・地名だけでも簡素化できないだろうか----。

「日本語の書き言葉としての固有名詞とアジアの言葉の実情を、私の体験やエピソードを織り込んで、具体的に話してみたい。固有名詞は当事者だけのものではなく、国民全体が共有しなければならないものである。最近の命名の乱れには怒りさえ覚える。私はもちろん、言語の専門家ではない。一介の市井人として、国際化の中での日本語の将来のため、もうこれ以上看過できないという思いでこの本を上梓した。終章で、自分なりに人名・地名の簡素化案をまとめてみた。(略)たとえ考えの違う人であっても、この本が契機となり、広く固有名詞への関心が深まることを期待している。」(「はじめに」より)

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11時2分のメロディー 平和ブックレット5』

山川 剛 著(A5判/84頁/並製 本体952円+税)
ISBN978-4-87415 -772-5 C0036

いま長崎市では、毎朝、原爆資料館からオルゴール音で11時2分にメロディーが流されている。
毎月9日には、市の防災行政無線からそのメロディーが市内全域に流されてもいる。
「長崎を最後の被爆地に」するための、日々の営みとしての「11時2分のメロディー」は、そもそもどのような経過をたどって鳴らされるようになったのだろうか。
30年の時が流れると、それを語ることのできる人はほとんどいない。
いまはどうなているのか、これからはどうなるのだろう。
多くの人にとって、それほど興味、関心を引くことではないのかもしれないと思いながらも、「11時2分のメロディー」が鳴りつづけることを願い、私としては記憶と意欲のあるうちに、その「いま」と「むかし」を書き留めておきたいと思うのである。
(「はじめに」より)

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福岡の祭り アクロス福岡文化誌4

アクロス福岡文化誌編纂委員会編(A5判/160頁/並製 本体1800円+税)
ISBN978-4-87415 -761-9 C0039

四季折々に繰り広げられる祭り・民俗芸能を種類別に分け、
その歴史や見どころを紹介。
祭りが持つ本来の意味や文化圏まで見えてくる。
激しく競り合う勇壮豪華な祭り
神と人を結ぶ素朴な神事
古式を伝える優美な舞

【目次】より
新年……玉せせり/修正会/恵比須祭り/小正月行事/百手
春……松ばやし/粥占/お田植祭り/楽打ち
夏……祇園・山笠/豊前の祇園祭り/大蛇山/夏の厄除け・水難除け/盆踊り/盆綱/施餓鬼
秋……八朔のお節供/宮座/風流/放生会/秋の神幸
百花繚乱……神楽/獅子舞/人形芝居/舞台芸能/海の祭り/歌う祭り

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『海路 第9号

海路」編集委員会(A5判/176頁/並製 本体1200円+税)
ISBN978-4-87415 -773-2 C0020

海からの視座で読み直す九州学

【特集=九州とキリシタン=日本布教の背景とキリシタンの動向】
キリシタンによる仏教・神道の迫害:久田松和則
南蛮貿易と禁教令:武野要子
福岡藩領内におけるキリシタンの動向と考古史料:井澤洋一
幕末・明治期長崎のプロテスタント:坂井信生
キリスト教の伝来と大名領国(続):丸山雍成

【九州とはなにか】
九州方言アクセントの古層:高山倫明
九州の儒学群像:町田三郎
名島城の成立過程とその歴史的意義:丸山雍成

【連載】
近世の商いと貨幣の歴史:藤本隆士
「貝原益軒『養生訓』」ノート:海老田輝巳
九州の名園を歩く:原田榮進 ほか

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龍王の海 国姓爺・鄭成功

河村哲夫著(A5判/256頁/上製 本体2500円+税)
ISBN978-4-87415 -766-4 C0021

東アジア海域の覇権を求め戦った日中混血の海将
大航海時代の国際貿易港・平戸で中国人海商と日本人女性の間に生まれた鄭成功(ていせいこう)。
明の滅亡、西欧列強の進出、日本の鎖国化という激動の東アジアを舞台に、
彼はいかに戦い、いかに生きたのか----
中国・台湾で今なお民族的英雄とされる鄭成功の生涯を、豊富な資料を駆使し、鮮やかに描き出す。

【目次】より
大航海時代/鄭芝龍/海を渡った少年/明朝の滅亡/反清復明/王国の夢/北 征/南京城の攻防/台湾進攻

【著書】『志は、天下 柳川藩最後の家老立花壱岐』全5巻、『筑後争乱記 蒲池一族の興亡』、『九州を制覇した大王 景行天皇巡幸記』ほか

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天然痘予防に挑んだ秋月藩医 緒方春朔

富田英壽著(四六判/266頁/上製 本体1800円+税)
ISBN978-4-87415 -767-1 C0021

聖医未だ病ざるを治す
古来、恐るべき感染力のため世界中で不治・悪魔の病気と恐れられてきた天然痘。
ジェンナーの種痘法にさかのぼること6年、独自の種痘法を開発し、天然痘予防に尽くした緒方春朔の業績を明らかにする。

「今、新型インフルエンザという伝染病の世界的大流行(パンデミック)の兆しがあると、世界の人々がその予防に、感染拡大対策に追われている。
 このインフルエンザにより遙かに恐ろしく、多くの死者を出す天然痘という伝染病とも、人類は紀元前より闘ってきた。二十世紀になって、私どもは地球上からこれを消滅させることができた。
 この根絶への長い道程の一齣に筑前秋月から出た秋月藩医緒方春朔がいる。種痘といえば、イギリスのエドワード・ジェンナーの牛痘種痘法が有名でよく知られている。その陰に隠れてか、人痘種痘法の緒方春朔の業績はそれほど知られていない。そこで、緒方春朔がどのような天然痘撲滅への働きをしたのか、その道程と彼の業績を紹介するのが本書のねらいである。」(本書より)

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『「よかトピア」から始まったFUKUOKA アジア太平洋博覧会の舞台裏

草場 隆 著(四六判/272頁/並製 本体1500円+税)
ISBN978-4-87415 -764-0 C0095

「福岡」から、アジアの拠点都市「FUKUOKA」へーー。
その原点は、1989年。

 福岡市は1990年から毎年9月を「アジアマンス」と銘打ち、89年に始まった「アジア太平洋こども会議」も今年で22回目、99年には「福岡アジア美術館」が開館、福岡とアジアの各都市を結ぶ便もこの20年で飛躍的に増え、香港の「アジア・ウィーク」誌は福岡市を「アジアのベスト・シティ」に選出した。
 今や福岡は、アジアの拠点都市“FUKUOKA”へと変貌を遂げた。しかし、その原点が89年の福岡市制100周年に開かれた「アジア太平洋博覧会−福岡'89(愛称・よかトピア)」にあることは、あまり知られていない。
 本書は、「よかトピア」の構想から出展要請、開催に至るまで最前線で奮闘してきた元・事務局長の目を通して、その舞台裏を初めて明かしたものである。
 何ゆえ“アジア太平洋”というキーワードが生まれたのか、何ゆえ海外37カ国・2国際機関、国内33館もの出展が叶ったのか、何ゆえ目標を上回る総入場者数823万人を達成できたのかーーそれらの答えが、本書の中にある。
 本書は、85年から90年の5年間の博覧会の軌跡を記したものだが、同時に福岡市がドラマティックに変貌していく軌跡でもあり、また同時代を象徴する大物たちーー東急電鉄の五島昇社長やソニーの盛田昭夫会長らも登場するなど、昭和の最後の5年間をリアルに回想できる作りにもなっている。
 博覧会は“人づくり”“街づくり”の集大成である。広告代理店任せではなく、「手作り」で進めたその手法は、昨今声高に叫ばれる「地方分権」のノウハウ本としても、十二分に活用できると考える。ぜひ、次代を担う若い人たちにも読んでいただきたい。

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精神障がい者の自立支援にかかわって

安河内節子著(四六判/208頁/並製 本体1700円+税)
ISBN978-4-87415 -769-5 C0036

地域で共に生きていくために
障害者自立支援法の成立と廃止。揺れ動く政策のなかで、長年、保健師として障がい者の自立支援にあたってきた著者が、その現実とこれからのあり方を問う。なによりも偏見をなくすために。

「現実の自立支援はどのように実現されているのかを、私自身が対応した多くの事例から五つのケースをあげています。こうした現実を知っていただくことにより、障がいを持たれた方や家族の方に、まず、行政の取り組みを理解していただきたいと思います。
 現在、明らかに障がい者に対する社会的環境が変わりつつあります。また、そうしたことにより、障がい者自身の生活も変わってきました。そこで、従来からの偏見にとらわれている多くの人たちに、彼らへの理解の一助としてお読みいただければ幸いです。」(本書「はじめに」より)

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憂国の士 中野正剛

濱地政右衛門著(四六判/296頁/上製 本体2300円+税)
ISBN978-4-87415 -756-5 C0021

千万人と雖も吾往かん
日清・日露から、第一次世界大戦、太平洋戦争へと続く半世紀、軍国主義を糾弾し、時代の刷新を願いながらも果たせず、壮絶な死を遂げた中野正剛。激動の時代と格闘した彼の生涯を、残された資料をもとに辿る。貴重初出写真掲載。

【目次】より
文武両道の志(明治十九−四十二年)
 /中学修猷館時代・早稲田の里より・正剛思想の原点
花開く万丈の気(明治四十二−大正八年)
 /日報社から朝日新聞社・結婚秘話・筆陣「東方時論」
政治家を目指す(大正九−昭和九年)
 /政界出馬・革新倶楽部の結成・陸軍機密費の摘発・満州事変勃発
日中戦争(昭和八−十四年)
 /蒋介石と会見・二二六事件から広田内閣へ・廬溝橋事件から日中戦争へ・ムッソリーニ、ヒトラーと会見
太平洋戦争へ(昭和十四−十七年)
 /全国遊説の生活・東條首相の登場と日米開戦・「天下一人を以て興る」
東條内閣打倒に立つ(昭和十七−十八年)
 /「戦時宰相論」・東條内閣への宣戦・厳たる司法権
従容たる最後(昭和十八−二十年)
 /憲兵隊での十六時間・東條内閣倒壊・鈴木内閣とポツダム宣言・宣言の受諾・武人の終焉「花は桜木、人は武士」

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『ネコさんものがたり The Tale of Neko san

まつぼっくり著(A5判/192頁/並製/2色刷り 本体1500円+税)
ISBN978-4-87415 -763-3 C0095

本の中でネコさんがところせましと動き回るちょっと風変わりな本。
ネコさんを通して見える世の中をユルくトホホなトーンで描きます。
春夏秋冬……ネコさんの生活の中でおしえてもらったこと、ネコさんのふしぎな行動のひみつに大接近! ほっと一息、ネコさんとまったりすごす、しあわせ〜な一冊。
イラスト満載。

【目次】より
雨の日のネコさん/ネコ会話/ネコ場所/ネコさんのクリスマスイブ(ネコリマスイブ)/病院の待合室におけるネコまたは犬などの飼い主に見られる顕著な行動の特性とその独断法則/今わかったネコさんの気持ち/ネコ力(ねこりょく)

*ご注文いただいた方に素敵なしおりをプレゼントいたします。
ネコネコウェブサイト→まつぼっくりさんの“しあわせネコホーム”サイト、ぜひご覧下さい。

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福岡県の数学 県立高校入試問題解説書

ラルゴ編著(A4判/176頁/並製 本体2000円+税)
ISBN978-4-87415 -762-6 C6041

今からならこの1冊! 最後のまとめに。
福岡県の県立高校の入学試験で過去5〜15年間に出題された数学の問題とその解答・解説をすべて掲載。
1)数と式を中心とする小問題
2)文章題……1)2)過去15年分掲載(H21-7)
3)証明問題
4)関数に関する問題
5)平面図形に関する問題
6)空間図形に関する問題……3)〜6)過去5年分掲載(H21-17)

★問題・解答欄は入試と同じ大きさで解答・解説はすべて手書き!
 答案の書き方が一目瞭然。本番どおりに練習できます。
★公表されている得点率をすべて掲載。
★追加問題もすべて載せています。
本を開いてみる 大問1(小問題)のページ 大問2(文章題)のページ 大問6(空間図形)のページ

◇中学生のための学習教室ラルゴhttp://www1.bbiq.jp/largo/

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